脚本：むとうやすゆき/コンテ・演出：木文智/作監：千葉道徳
作監協力：石野 聡
時は慶長十九年・春。
桜舞う駿府城にて、甲賀忍者・風待将監と伊賀忍者・夜叉丸による凄まじい御前試合が繰り広げられていた。
その頃、齢七十三歳の徳川家康は悩んでいた。
徳川家三代目の跡継ぎとするのは暗愚の兄・竹千代か、聡明な弟・国千代か？
混乱を極める世継ぎ問題に決着をつけるべく、甲賀卍谷衆頭領・甲賀弾正と、
伊賀鍔隠れ衆頭領・お幻にそれぞれの精鋭十人対十人の忍法殺戮合戦の結果、
どちらか生き残ったほうにそれを賭けるという厳命が下された！！
そして、非情な忍法闘争の幕が開けるのだった・・・

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甲賀卍谷衆頭領。伊賀との和睦を願っている。
頭領となる以前から、伊賀の次代を担うお幻とひそかに理想を語り合う仲であった。
互いに愛し合うも、非情な運命に引き裂かれてしまう。


伊賀鍔隠れ衆頭領の家の一人娘。
弾正を深く恋い慕っているが、織田による伊賀強襲に甲賀が便乗した事実を知り、
その想いを断ち切って鍔隠れの頭領として生きる道を選ぶ。


甲賀卍谷衆上忍。伊賀への宿怨の呪縛に囚われている一人。
先代頭領の右腕であった。


天正伊賀の乱を境に激化した伊賀甲賀の反目に危機感を抱き、
両一族に『不戦の約定』を結ばせた人物。

伊賀下忍
甲賀下忍
信長軍　武将クラス


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