脚本:岡田麿里/コンテ:西本由紀夫/演出:下司康弘
作監:竹田逸子、橋本英樹
蛍火が非業な最後を迎え、甲賀、伊賀ともに残りは5人ずつとなった。

天膳はいまだに闘う意志を見せない朧の決意を固めさせるべく、
説得をするためにと朧を胴の間へ呼び出し、朱絹、陣五郎を遠ざけ、小四郎のみを見張りに、二人きりになる。
そして身も心も我がものにするべく無理やりに手篭めにしようとする。
朧の悲鳴に引き裂かれる思いで苦悩する小四郎。
だが突然、天膳は何者かに背後から首を締め上げられ、絶命する。
それは弦之介一行から離れ、一人別行動に出ていた刑部だった。
異変に気づいた陣五郎、朱絹も駆けつけたが、そこには天膳の死体と、呆然とする朧と小四郎の姿のみ。
刑部の仕業だと確信しながらも、海に対する恐怖とともに興奮した陣五郎は冷静さを失い、
隙をつかれて刑部に捕らえられ、海に投げ込まれる。
それを助けに朱絹は海に飛び込もうとするが、その背後にも刑部が迫り・・・


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